2022年4月24日
4月23日の分かち合いは20名の参加でした 初めての方5名 親を亡くされた方2名 きょうだいを亡くされた方2名 お連れ合いを亡くされた方2名 子を亡くされた方14名でした 私どもの会は 亡くされた方の立場によるグループ分け 理由は子を亡くされた方が圧倒的に多いからです 今までに数回グループ分けしてわかちをしたことはあります その折は子を亡くされた方以外の参加が比較的多かったのです で私たちの会は亡くされた方によるグループ分けをしておりません 分かち合いの前半は皆さんでわかちあいます 後半は自由にグループができてわかちあわれております お互いの立ち画の違いで違和感を感じられる方もおられるともいます 逆に親と子の立場の違いが判り良かったという方もおられます それぞれ居心地の良い分かち合いの場を選ばれたら良いのかなと ただ私が自死遺族となったころから自死遺族の分かち合いの会は増えてはいないということです 逆に減っていっているようです
初めて参加された方の感想で話をいっぱい聞いてもらってうれしかった 今まで話せなかったとの感想が多かったです うれしい反面
自死遺族がカミングアウトできない状況はこの10数年もあまり変わっていないと感じている今日この頃です 残念でならないのです 自死遺族の自責の思いを少しでも軽くしたいとの思いも込めて私は分かち合いを開催してまいりました けれども自死に対する社会の通念は厳しく私たちの心を縛り続けているようです 私たちのささやかな抵抗もなかなか社会通念を変えるには至らないことを感じます
でもこれも私の思い込みかもしれません 分かち合いに参加する必要がない自死遺族の方も多いのかもしれません 統計などありませんので
社会通念常識は時代とともに変化いたします その変化が法律を変えていく 私たちの生き方を変えていくのだと思いっております 社会通念に縛られることなく 私たちが亡き人をこだわることなく語れるようになれますように
ご案内
レスパイトハウス 自死遺族のための短期休養施設
先日完成されたそうです 利用されたいたかは レスパイトハウスプロジェクト HP をご覧ください
自死に関する法律などの相談は自死遺族支援弁護団 これもHPで