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ブランコ

2020年2月9日 竹井京子のブログ


 行きつけの公園で 女の子2人がブランコしていました 5.6歳と10歳ぐらいでした 母親が背中を押してブランコしてました はじめは何げなくその風景が目に入っていただけだったんですが そのうち大地をブランコしていた過去に振り返っていきました 大地はあの姉妹のようにキャッキャしませんでした 喜怒哀楽が乏しいこどもだったなー 大地はブランコ遊びを楽しんでいたのだろうか 私はあの母親のように子供たちとともに遊んでいただろうか そこから 母親の幸せそうな満足げな表情が私にしばらく忘れていた悪の心を誘ったようでした あの子たちのブランコが今故障したらとふと想像し始めていました 母親の嘆きを想像していました 大地を失ってから数回同じような思いが心に浮かんでいました ほとんどは忘れてしまいましたが 亡くしてすぐの時期の近くのスーパーでの私の経験は強烈でした 初めて味わった心の経験だったので今も強烈に過去を振り返ることができます 目の前に立っていた赤ん坊と抱いた母親の表情を見てこの赤ん坊の首をひねったら危害を加えたらこの母親はどうなるだろう 彼女の嘆きを見てみたい衝動に駆られて呆然としてしばし立ち尽くしていました それまでそのようなおもいを抱いたことがなかったんです 子供はかわいいな 赤ん坊はかわいいな ごくごく普通の私でした 私と同じような苦しみを味合わせたいという気持が私の中に芽生えていたのでしょう

 ジョーカーがアカデミー賞にノミネートされかなり有力候補だそうです

アカデミー賞

去年はクイーンの映画 今年は韓国の半地下やジョーカー ジュディなどマイノリティや社会問題を扱った映画が多数受賞していますね アメリカ映画界もエンタメばかりを追求してはいないのですね 日本と違いアメリカは俳優をはじめ芸能人の政治的な発言 自分の人生観はどんどん表現されているけれども 日本の芸能界は政治的発言はタブー視されているし 自分の人生観を表現するのは自己規制しているように思います アメリカがすべて良しとは考えてはおりませんですが

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